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Nさま追加分
¥880
確率変動空間サイン入り
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骨を撒く海にて、草々
¥2,640
波打ち際に落ちていたボールペンを 拾って、絡みつく海藻を払い 書き出す 遠くの海の傍らに住む あなたへの ことば (「海際へ」) 読めばどの詩からも、目を凝らすまでもなく、鮮やかな言葉の背後に、それぞれの深みへ届く物語を感じることができる。――松下育男 雪柳さんの詩には、様々な音や声が響く。ときには死者と生者の垣根を越えて強く語りかける。きつく抱擁を交わすように。そのダイナミックな表現で、読者を未知の場所へと導く。ーー文月悠光 第1詩集『追伸、この先の地平より』以後、3年ぶりの新詩集。写真=紫衣
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火を焚くZINE『別冊 いる』
¥700
火を焚くZINEの別冊が手に取りやすい文庫サイズで誕生。 杉並区の自室、奥多摩の渓谷、新宿駅前、霞ヶ浦湖畔など、それぞれの場所に「いる」ことを通じて書かれた全8編。
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ひとり出版流通攻略ガイド
¥1,300
海猫沢めろん先生と江藤健太郎さんの共著。 以下、版元より 誰もがZINEを作って即売会などで販売できるようになった今、その先の流通をテーマに、小説家・海猫沢めろんさんと江藤健太郎さんに語り合っていただきました。お二人とも2025年に、商業流通を可能にするISBNコードを取得してご自身の小説を出版しました。 同様にひとりで出版活動を行う8つの出版社やレーベルへのアンケート、本を作って流通させてみたいと考えている方に向けた参考図書、そして海猫沢めろんさんと江藤健太郎さんによるコラムを収録した、流通について考える入り口的な冊子です。 攻略ガイドと銘打ってはいますが、攻略方法は人それぞれ、模や目的によって異なります。本を作る人がそれぞれに合った方法を選択するためのガイドブックです。 70ページ超の対談部分は、自身が起したひとり出版社・泡影社から『ディスクロニアの鳩時計』を出した海猫沢めろんさんと、同じくひとり出版社のプレコ書房から『すべてのことばが起こりますように』を出した江藤健太郎さんによるもので、生活や執筆の場も兼ねた事務所で出版するがゆえのお悩みから、流通システムの問題や文学賞について も自由に語っていただいています。 時々出てくる、耳慣れない用語については、同じページに註を入れて、出版流通初心者にも読み進めやすいよう工夫してみました。書き手であり、ひとり出版も手がける二刀流デザイナー飯村大樹さんの親切設計で、本文と註をストレスなく往復できるデザインになっています。 アンケートは、ひとり出版社・レーベルを運営する8人に書籍流通について伺いました。お答えいただいたのは、石原書房、H.A.B(エイチアンドエスカンパニー)、シカク出版、書肆マガジンひとり、点滅社、東京荒野、原田専門家、双子のライオン堂です。 また、最近の出版事情を紹介した実践的な参考図書も巻末に付しました。 表紙のイラストは、台北を拠点に活動をする香港出身のアーティスト智海(Chihoi)さん。本の書影を描いたカヴァー画集『夢的書』など、紙の本への愛情が深く、台湾人アーティストSon Niさんとともに印刷や製本にこだわった出版レーベルnos:booksを運営しています。本作は、お札で紙を買って、その紙に描いて印刷をして本を作り、販売して得たお金(お札)で紙を買ってという繰り返しを描いた「PAPER FOR PAPER 紙換紙」という作品です。
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火を焚くZINE vol.2 恐山・下北半島編
¥1,700
人気の火を焚くZINEのvol.2が入荷! 今回は偶然(?)全員が小説を持ち寄りましたと、のこと。滝口悠生さんにも旅に参加&寄稿いただいています、とのこと。 執筆者→奈良原生織、松本アリヤ、大島康彰、堀敦詞、きたのこうへい、略箪笥、さざわさぎ、木村、滝口悠生
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確率変動空間 サイン入り
¥880
予約商品
サイン入り 杉森仁香さんの新刊です。 「パチンコ店のお手洗いはなぜあんなにきれいでサービスが充実してるのか」ということに注目したエッセイ。
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こうやって書いた日記 サイン入り
¥770
予約商品
杉森仁香さんのサイン入りです。 文庫サイズ 〈書くことが日常になりすぎていて居心地悪い。〉 「◯回表」「◯回裏」をひとつの塊とし、表にはその日の日記、裏にはその日に書いた文章の引用を記す、とのこと。
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死期か、これが サイン入り
¥880
予約商品
サイン入りです。 機械書房が開業してすぐ『夏影は残る』を注文し旋風を巻き起こした杉森仁香さんのリトルプレス七編の掌編小説集。このあと『随風02』と機械書房「小説」シリーズの9月にも登場予定というこで、ここから激推ししたい作家です。 一編目の「ただ観測する」からわかるとおりインタビュー形式がゆえの語りに対し、記録と記憶をたんたんと文章に残していく書き方が、読者の我々がそれを傍観している側に否応なくさせられている事実を突きつけてくる。
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イ・ジンターネット サイン入り
¥1,500
吉田棒一さんの短編集(小説とエッセイ) B6サイズ、152ページ サイン入り <小説> ぴっころさん 10 to 10 past 10 俺太郎 友達 ブラザース ハッピーのターン キルマンデイ モノリスと不良 飛来 バースデイ インベーダーズマストダイ ハッピーバレンタイン ファット・レック・コーズ 夜 in outer space スローダウン <エッセイ> ショッピングモールの一生 大大木大 カリフラワナイズド 私と本棚
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エブリシング・ユー・ドゥー・イズ・バルーン
¥660
遊星Dの梢はすかさんの新作戯曲です。
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mg.11 あんこをめぐる
¥1,000
mg.の最新刊です! あんこ特集。 お店巡り、小説、エッセイであんこをみて楽しむ。 僕も「あんこで完全犯罪」を寄稿しています。
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すべてのことばが起こりますように サイン入り
¥2,200
サイン入り 表題作を読みましたが、あたらしいことばで書かれたロードノベルですね、これは。いろんな細部に面白さが隠れているので、ぜひ読んだ人と話をしてみたいです。 【解説・推薦】 郡司ペギオ幸夫(科学者・早稲田大学教授) 読み終わって、冬の浜辺で一人焚き火をしていた、 存在しない記憶を思い出した。 「すべてのことばが起こりますように」の主人公であるウジャマ(内山)はデジャブとしての生を繰り返す。デジャブとして生き続けるこの感じをきっかけに、本解説もまたデジャブ体験のように書き連ねられることになる。 ああ、江藤くんですか、知ってますよ。よく覚えてます。彼は私の授業の第一回の講義で、授業が終わると教卓に走り込んできましてね、言うんですよ。「郡司さん、早稲田の理工で郡司さんの授業わかるの、俺以外いませんよ」ってね。《解説より》 --------------------- 【概要】 ◎江藤健太郎による初作品集。表題作の長編を含め5篇所収。執筆4年、制作半年の歳月を経て、ついに刊行。第1刷300部発行。 ◎『天然知能』、『やってくる』、『創造性はどこからやってくるか』など革新的著作を発表し続ける異能の天然知能科学者・郡司ペギオ幸夫氏による書き下ろし解説所収。 ◎著者自らが企画・編集すべて手掛けた渾身の一冊。装画・装丁はデザイナーの柿木優、印刷・製本は藤原印刷。自主制作本ながら本格的な仕上がりとなっております。 ◎この先ずっと小説を書いていきたい人、新人賞に応募し続ける以外の道を探っている人、いつか自分で本を出そうとしている人、そんな人たちへ。 ◎本書のために描き下ろされた柿木優による精緻な鉛筆画をはじめとし、表紙に板紙、本文用紙にコミックス紙、帯代わりにステッカーを貼付した画期的な造本。シンプルながら新しい装丁になっております。 --------------------- 発行所:プレコ書房 発売日:2025年4月28日 判型:128mm×182mm B6判並製 192ページ 造本:カバーなし ニス仕上げ 帯ステッカー付き 価格:2,000円(税込2,200円) 装画・装丁・本文レイアウト:柿木優 解説:郡司ペギオ幸夫 編集:江藤健太郎 印刷・製本:藤原印刷 ISBN:978-4-9913956-0-4 --------------------- 【目次】 隕石日和 すべてのことばが起こりますように 二回戦 ドリフター 一瞬、針 解説 郡司ペギオ幸夫 --------------------- 【著者】 1999年、神奈川生まれ。会社員。2018年から小説を書く。 好きなものは、魚。2025年、版元「プレコ書房」を立ち上げ、初小説集『すべてのことばが起こりますように』を刊行。
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アスファルトと紙の月
¥1,000
テラーフさんの第3詩集。 「チャコールグレーの犬」と「ろべんたん」に引き続きの入荷です。 ポエトリー・リーディングを主軸にする詩人の詩集はそんなに機械書房では多くないのですが、第1詩集から置かせてもらってます。 三鷹のお菓子屋「ろべんたん」店主の詩集をぜひ。
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sleeping cloth スリー ピング クロス サイン入り
¥2,750
今年下半期に満を持して登場。田中さとみさんの第三詩集。 「百式」って詩なんかキレッキレでかっこよすぎます。 装幀・装画は、逆柱いみり/装画 山本浩貴+h(いぬのせなか座)/装釘
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怪談に至るまでvol.1
¥1,760
SOLD OUT
十人の怪談マエストロによるエッセイ・アンソロジーとありますが、批評としてすこぶる面白い。1の最初の一篇目、朱雀門出「実話怪談なのに、幽霊の話なんかやめてくれ」をすごく信頼が置ける文章だと思いながら読みました。 編著:卯ちり ゲスト著者:蛙坂須美/olly/朱雀門出/しろうるり(ささき)/鈴木捧/高田公太/ふうらい牡丹/宿屋ヒルベルト/若本衣織 実話怪談作家をゲストに迎えて作成された、「実話怪談」にまつわる諸々について。編著者による「あなたの怪談執筆や活動において、”怪談に至るまで”の取捨選択や思考について、自由に書いてください」という依頼に対し、各々が批評・論考も交えつつ、実話怪談とは何か? 実話怪談を書くこと、調べること、楽しむこととはどのようなことか? ーーそんな事柄が綴られた随筆集。 目次一覧 朱雀門出 実話怪談なのに、幽霊の話なんかやめてくれ ふうらい牡丹 『スタンド・バイ・ミー』と「語り」と”不意の一瞬” 蛙坂須美 あなたは幽霊を信じますか?--幽霊の記憶あるいは記憶の幽霊にいての覚書 高田公太 旅のスイッチ しろうるり(ささき) 気配を探る、を楽しむ--私の個人的マニュアル 宿屋ヒルベルト あるいは遅効性の毒--いわて物語めぐり olly シアワセに怪談すること 若本衣織 兎の骨 鈴木捧 くじらから始める 卯ちり わたしの家
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怪談に至るまでvol.2
¥1,760
SOLD OUT
蛙坂須美×鈴木捧 「文芸としての実話怪談に至るまで──読書、批評、倫理──」 深津さくら たまさか 黒木あるじ あるお化け屋の読書遍歴(鳳凰編) 卯ちり 怪談に至るまで ゲーデル 実話怪談におけるリアリティについて──怪異と日常性の構築をめぐる試論 深澤夜 怪談とプラットフォーム 丸太町小川 怪談を遡る 酢豆腐 怪談の〈弱さ〉によせて ひびきはじめ 使い道のない独りごと 『怪談に至るまで』 vol.2 十人の怪談マエストロによるエッセイ・アンソロジー。 怪談作家らをゲストに迎え、実話怪談とその周辺について、批評・論考も交えつつ自由に綴られたエッセイ・アンソロジー。vol.2では蛙坂須美と鈴木捧の対談を軸に、読書遍歴から怪談文芸批評、ホラー論から倫理まで、豪華執筆陣による様々な文章が盛り込まれた、一冊まるごと怪談論。
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こどもの頃のこわい話 きみのわるい話 サイン入り
¥924
サイン入り10/3の機械書房サイン会開催後の発送です。 蛙坂さんの書き下ろし怪談ペーパー付き。 蛙坂須美さんの2冊目の単著。 装丁にも惹かれます。 すべての子どもだったあなたに。 記憶の底にこびりつく、忘れたほうがいい「何か」。 追憶の怪異体験45篇。
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高田公太 絶怪&青森の怖い話セット ペーパー付
¥1,562
夏に開催した実話怪談奇怪書房で配布した高田公太さんの書き下ろしペーパー付です。 絶怪→781円 青森の怖い話→781円 合計1562円
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黒木あるじ 怪談怖気帳二冊セット ペーパー付
¥1,694
夏に開催した実話怪談奇怪書房で配布した黒木あるじさんの書き下ろしペーパー付です。 怪談怖気帳 屍人坂→858円 怪談怖気帳 地獄の庭→836円 合計 1694円
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鈴木捧 実話怪談二冊セット ペーパー付
¥1,463
夏に開催した実話怪談奇怪書房で配布した鈴木捧さんの書き下ろしペーパー付です。 実話怪談 花筐→715円 実話怪談 蜃気楼→748円 1463円
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三酒三様3
¥1,100
三酒三様の最新刊です。 2025年11月刊行。
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三酒三様全3巻セット
¥3,300
三酒三様全3巻まとめ買いセットです。 各1100円(税込) 浅沼シオリさん、早乙女ぐりこさん、武塙麻衣子さんの酒を愛する3名による珠玉の酒アンソロジー。ぐりこさんと武塙さんの紹介はしているのでここでは浅沼シオリさんの文章のこと。文章だけでなくイラストもとても良いです。僕はgururiに行ったことないんだけど行きたくなったし、谷中メンチを食べたくなったし、ビールを飲みたくなりました。絶対にそのうち行く食べる飲む!読んだらそう思わずにいられません。
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愛について僕たちが知らないすべてのこと
¥3,300
SOLD OUT
『世界泥棒』以来の桜井晴也この本が爆発するかどうかは純文学の世界において無茶苦茶重要だと思います。長編だし、外国文学と戦える世界文学級の国内作家だと思うし。飛鳥部勝則のような爆発を本屋で見たい。 うちでこれが売れないならつまらないから本屋さっさとやめたいです。
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四季と機器 サイン入り
¥1,870
サイン入り いまもっとも期待の小説家と言っていい池谷和浩さんの新作。『フルトラッキング・プリンセサイザ』から『ねこによろしく』と、どんどん機械書房のお客さんの中で人気出ているのを感じているので初回から数多めに入れてます。 二子玉川へ移転した大学の霧信号所キャンパスは、ずっと霧に包まれている。灯子はスタッフや教員たちと、学生たちの学ぶ場が快適であるよう、日々その運営にあたっていた。 キャンパスには猫が闊歩しているが、黒猫を、一度に二匹以上見たことが無い。 そして、そこに「あるはずのないもの」が発見される。 猫は何匹いるのか。キャンパスは正常に運営できているのか? 予定外の出来事やプライベートでの変化があっても、続く日常。 デバイス、アプリ。21世紀のテクノロジーが当たり前のベースとなった私たちの社会で、新しくなったことと変わらない人の営みの細部を描き切った小説。 デビュー小説『フルトラッキング・プリンセサイザ』から重なる登場人物たちは、池谷作品が文学の王道でもあるサーガとして構築されていること、池谷氏が大きな構想をもった作家であること。
