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  • 造反有理 文革楼の殺人 サイン入り

    ¥3,300

    サイン入り。 函入上製本がじつにカッコいい。 今年は〈館〉ミステリの刊行が多く大変話題になってますが、初夏に到来した真打登場と呼べる存在感の稲羽白菟さんの最新刊。帯のメンツもとんでもない。 「世が世なら最大級の秘密としなければならない類のお話です――」老劇作家が語り始めたのは半世紀前、中国が文化大革命の嵐の中にあった時代の秘話だった。 時の首相・周恩来の陣営は、文革を主導し独裁色を強めていた江青ら「四人組」に対抗すべく、彼らが徹底的に弾圧し破壊しようとしていた伝統文化の担い手や、江青に命を狙われる立場の人々を密かに救出し、中国南部の山奥にそびえる円楼「文閣楼」へ疎開させていた。劇作家、詩人、推理作家、俳優、作曲家、科学者、僧侶……様々な分野の才能が集められた文閣楼はさながら文化サロンのようで、住人たちは「嵐の外」のひと時の平和を過ごしていた。 しかしそんな楼閣内で殺人事件が発生する。科学院生命科学部長が持ち込んだ「先祖累代研究の秘薬」によって、住人たちがひとり、またひとりと殺害されていく。遺体の元には必ず、犠牲者を中国古典の偉人の最期になぞらえた竹簡が遺されていた。 自分たちの中に敵方のスパイが紛れ込んでおり、皆殺しを目論んでいるのでは? 外界から隔たれたクローズド・サークルの中で疑心暗鬼は拡大し……。 演劇×本格ミステリの挑戦的な作品を書き続けてきた著者が、オペラ『トゥーランドット』の調べとともに描く、新たな〈館〉ミステリの傑作!

  • 青木淳悟初期作品コレクション サイン入り

    ¥3,300

    サイン入り 単行本刊行時から、Googleストリートビューを使用したエッシャーの騙し絵のような本作を愛読してきた。読めば読むほどわからなくて面白い(!)がここまで似合う小説を他に知らない。二〇〇〇年代以降の現代日本文学では、岡田利規「わたしの場所の複数」とともに、もっとも興味深い一人称の〈わたし〉を創出した作品の代表格だろう。  バージョンごとに青木淳悟の手により改稿されてきた本作を読んでいると、誰しもが文章を書き込むのが容易な情報化社会の現在でも(AIの台頭もあり揺らいできているとはいえ)、小説がオリジナルの作者のみに書き換え可能なのは、この世の中の数少ない救いであり希望だと感じる。  スーパーマーケットへ散歩するような軽い気持ちでページをめくるうちに、チラシの裏に書かれた日記の反復が、〈書くことと背中合わせの日々の風景〉を垣間見せてくれる。日常に潜む生活と創作の探究を巡る大冒険に感動する。

  • 第一回ない文学賞

    ¥700

    別冊火を焚くZINE 受賞者は、太宰治賞の最終候補のさざわさぎさんなんですね。W受賞惜しかった! 存在しない言葉をテーマに新人賞応募作として競作し選考会もする企画。ヘンで面白い。

  • 循環

    ¥800

    『小説教室』『なにも食えない』の染水翔太さんの新作。機械書房の推し作家です。 * あらすじ ・犬  「お前は犬だ、わかったか。犬であることは決定している。いま決定したんだ。おれが決めた」と喋り続ける男と、その話を一切聞いていない相手 ・液体  土産屋にアルバイトとして入った大学生と、軒先の客引きに定評がある陽気な副店長。雨の日とか、倉庫の中とか、ジャングルジムの上でとか、副店長はいつも急に俯いて黙る ・5ニョッキ  たけのこニョッキのルールを知らない人に、電話でルールをちゃんと伝える ・循環  平日の昼間、自宅近くの川を走っていると、毎回同じ場所で同じ男とすれ違う。橋を渡って向こう岸へ、また橋を渡ってこちらへ、ぐるぐる。試しに逆周りに走ってみると、また男とすれ違った ・現在地  渋谷ハチ公前で十六時に四人で待ち合わせるも、一向に集まらない。電車に荷物を忘れた人、逆方向に乗ってしまった人、ふつうに遅れる人、駅を間違えた人 ・永遠  オセロのルールを知らない人に、電話でルールをちゃんと伝える ・出ていくことを当店ではオススメしております  令和八年五月二十二日、サイゼリヤ平和台店内の音声記録 ・一次面接、グループディスカッション、最終面接、再面接  就職活動のコマを進めていく私。最終面接で落ちたのを機に、ふたたび面接に臨む

  • フィクションと日記帳――私らは何を書き、読み、引き継いでいるのか?

    ¥1,100

    SOLD OUT

    僕は山本浩貴さんの『新たな距離 言語表現を酷使する(ための)レイアウト』か非常に好きなんですが、独立書店をやっている以上、外せないのが日記本なのでやはりこの一冊は超重要。日記好きの方〈日記〉論はいかが? * 近年ささやかなブームと言われる〈日記〉。 それはただ一過性のものなのか、それとも大きな時代的変化によるものなのか。 日記を「表現の最小モデル」と捉え、小説・詩歌を中心にさまざまなジャンルで活動を展開してきた「いぬのせなか座」主宰の山本浩貴が、『文藝』『文學界』など各所で発表した〈日記〉論を一冊に集成。

  • 出会いはいつも八月

    ¥2,420

    八月が近づくとこの小説を思い出します。ガルシア・マルケスの未完の小説。薄めなので読みやすいですし、暑い夏の思い出に。 * ひとりの女性がある島で営む、秘密の行為とは――。圧巻のラストに息をのむ、ノーベル文学賞作家が最期まで情熱を注いだ、未完の傑作! 音楽家の優しい夫との間に二人の子宝にも恵まれ、愛にあふれた結婚生活をおくるアナ。だが、アナには誰にも打ち明けられない秘密があった。年に一度、母親が埋葬されているカリブ海の島をおとずれるアナは、現地の男と一晩限りの関係を結ぶことを心待ちにしているのだ。アナが刹那的な関係から、そして男たちから得たものは――。

  • 八月のセノーテ サイン入り

    ¥1,870

    大原鉄平さんのサイン入りです。 林芙美子文学賞大賞受賞以降、お店でもよく話題になる作家のデビュー作。 「この街は少しずつ沈んでいる」──そんな噂が流れる人工島で、タワマンに住む水泳部の仁寡(ひとか)は厳しい父の目を盗み、夜な夜なノートに空想の世界を描く。この世には伝説の島へと続く「セノーテ」と呼ばれる泉があるのだ。 ここではない別の世界へ。苦しくも美しい「中学一年生の夏」を切り取った、街に生きる子供たちのビルドゥングス・ロマン。

  • AM4:07 vol.5

    ¥1,100

    七月堂のZINE。今回は書店号。僕も寄稿してます。 【第5号ゲスト】 詩|  宇田智子(市場の古本屋ウララ)「風と石」  笹井譚(新月社)「ラベンダー畑」 エッセイ|〈テーマ:春、PM12:30〉  奥由美子(ナツメ書店)「春のこと」  岸波龍(機械書房)「戻ってくる」  今野真(水中書店)「古本屋、暗い箱としての」  辻山良雄(Title)「山笑う」  寺岡圭介(紙片)「夢、うつつ、寝」  山下賢二(ホホホ座浄土寺店)「家族のこととそれから」 【連載】 エッセイ|  全12回  池上規公子(葉ね文庫)エッセイ 連載第5回「パンダ・ひばり・コウモリ」  西尾勝彦 詩・エッセイ 連載第5回「しりあい/(ひきわり)」  Pippo 近代詩紹介 連載第5回「まちがいを、かんがえる」  後藤聖子(七月堂)連載第5回「詩集を売る」  全4回  菅原匠子(曲線)エッセイ 連載第1回「まぼろしの伊達巻き」 選書│テーマ〈一仕事終えた春の午後、川沿いのベンチで読みたい詩歌本〉  奥村千織(1003)  黒田杏子(ON READING)  百瀬雄太(庭文庫) カバー写真|  寺岡圭介(紙片)  「AM 4:07」創刊にあたって この、「詩」と「エッセイ」そして「書店」をテーマに立ち上げた雑誌のタイトルは、もうすぐ日の出を迎える空を見上げると、夜とも朝とも名付けられない景色が広がっているであろう七月の東京の空のことを想像してつけられました。どちらでもあって、どちらでもない。また、そのものでしかありえないもの。世界にはきっと、名付けられていないものが、名付けられたものの何百倍もあって、そんなことには関心を持たずに存在しているような気がします。 自分らしく生きるということが、何者かになるためではなく、ただその人そのものであればよいと思えたら。 これからの七月堂が目指したいことのひとつ、「自分らしくあれる場所」を自分自身の手で作り守っていくために、全一二回の発行を目標に創刊しました。 詩を書く人と、読む人と、売る人の架け橋になることを願い、ありったけの感謝の気持ちをこめて作っていきます。 手にしてくださる方にとって、思いがけずふと、詩的な世界を楽しんでいただける雑誌になれることを願っています。 2024年3月 七月堂 後藤聖子

  • ここはとてもいいところ

    ¥1,000

    若山香帆さんのGOAT文学賞応募作の鰐小説。 解説 吉田棒一

  • イ・ジンターネット サイン入り

    ¥1,500

    吉田棒一さんの短編集(小説とエッセイ) B6サイズ、152ページ サイン入り <小説> ぴっころさん 10 to 10 past 10 俺太郎 友達 ブラザース ハッピーのターン キルマンデイ モノリスと不良 飛来 バースデイ インベーダーズマストダイ ハッピーバレンタイン ファット・レック・コーズ 夜 in outer space スローダウン <エッセイ> ショッピングモールの一生 大大木大 カリフラワナイズド 私と本棚

  • 異類訪問譚〜みんな、うちにやってくる〜 サイン入り

    ¥1,200

    渋皮ヨロイさんのサイン入り 3/27より栞付き 一編目の「およそ三匹」からハマってしまいましたが、この独特な変さと笑いの入り混じる一方、文章は読みやすいので、「ライトな奇書」という言葉が頭に思い浮かびました。 非常に面白い。一昔まえの文藝賞、例えば『キッズ アー オールライト』のような香りがします。いまこういうライトな文学を書ける作家は少ないので貴重だなと。

  • 随筆の技術

    ¥770

    随風の編集者、平林さんのZINE。 一足先に読んだんですが、エッセイを書きたい人が書く前に目を通すのに最適なハンドブックになり得ると思いました。きわめてわかりやすく文章の向上のテクニックが編集者目線から書かれています。

  • もなかと羊羹【増補版】

    ¥1,210

    【目次】 ・軽出版者宣言  ・もなかと羊羹 《付録 軽出版の仕組み はやわかり図解》  ・秘本・軽出版 十ヶ条 ・『橋本治「再読」ノート』のための、さら に長いあとがき ・ペーパーバック2.0 としての軽出版 ・『もなかと羊羹』初版あとがき ・増補版あとがき (文庫判・64 ページ 無線綴じ) 副題が「ーーあるいはいかにして私は出版の未来を心配するのをやめて軽出版になったか。」とあるように、悲観するのではなく、自ら手を動かし行動することの重要性を問う一冊。軽出版のしくみはやわかり図解や軽出版十ヶ条など、パッとチェックしたい時にうれしい持ち運びしやすい破船房としては初の文庫サイズで刊行です。

  • 世界のつくりかた サイン入り

    ¥3,520

    サイン入り 【内容紹介】 世界観の創造は自己の思想を掘り下げる作業でもあります。外部の資料を収集することと同じくらい、自分の内側を観察することが大切になります。自分の考えに自信が持てなくても、まずは正直に向き合ってみてください。その誠実さが、作品に深みをもたらします。(本書より) 独創的でありながら説得力を持ち、読者を没入させる世界観をつくるにはどうすればいいのだろうか? 創作者のそのような悩みに応えるのが本書である。実のところ、世界観とは単なる舞台装置ではない。それは「意味の地層」であり、「もうひとつの現実」であり、「物語の背骨」ですらある。世界観の構築には体系化された技術と、地道な作業、そして無限の想像力が必要となる。現役クリエイターが体系化した技術を習得することで、あなたも能力を伸ばし、独自の世界観を構築することができるようになるだろう。

  • 良い子でいたら幸せになれるんじゃなかったのかよ

    ¥1,760

    爆発的に人気のZINEがこのたび百万年書房から完全版として刊行です。 惹かれるタイトルだが、読むとこれしかないと感じさせる。一社目の就職や家族のことなどさらけ出して書いていて自分との「対話」と他者との「対話」にここまで向き合った個人の記録はほとんど読んだことなく、とにかくグッときた。読んだらきっと動きたくなる。

  • この身体も光り始める

    ¥1,100

    海老名絢さんの最新私家版詩集。 ソネット形式を利用し、自然を題材にした言葉の自由さと形式の持つ秩序がうまく噛み合ってるのが良い。

  • ヒモノラをさがしに

    ¥770

    生湯葉シホ面白すぎる!! これって実話怪談では?というテイスト。小学生のときの遠足を思い出すくだりが神がかってるような文章の面白さ。リバーブックスに今年の夏こそ行くと心に決めた。あとおれはドラえもんのキグルミを着て神木隆之介とビンゴ大会の司会をいっしょにしたことがある。

  • また編集者になってしまった

    ¥1,540

    遊牧菜々『また編集者になってしまった』 真面目な書き方で知らないことも知れる役立つ転職活動記な面がありつつ、急に不意打ちで「システムが身体を追い越していってしまった」や「本当は、会社勤めなんかクソくらえだ」とかキラーフレーズがくるのに笑う。 途中に挟まる熱海旅行や日記も読ませます。 文章のリズムが良い、と思ってたらあとがきで文藝賞の三次選考に小説が残ったことあるとのこと。

  • たにんの爪

    ¥500

    『たぶん そう』の沢瞳加さんの新刊。小説のわからなさを読みながら書きながら考える。ページを開くといきなり火を焚くZINEのことが。松本アリヤさんが引用されていたり。 小島信夫や保坂和志、高橋源一郎に、磯﨑憲一郎のことも出てきます。ピンときた方はぜひ手に取ってみてください。

  • 産まれたての日々 サイン入り

    ¥1,500

    サイン入り 壁 園佳さん『産まれたての日々』が装い新たに。文字が大きくなり読みやすくなり厚みもでてよりしっかり文庫本というたたずまいが良い。ハードな内容の日記で刺さりますが、最後まで読むとこれは書く人になるための日記だとわかります。 以下、著者のショップ紹介より。 * 「生きたい」と思いながら、生きてみたい。 ひとつの事件を皮切りに家族が次々と壊れていく……。 うつ病になり引きこもった親の介護のために仕事を休んで地元に帰省。 追い詰められ、次第に狂っていく私。 混沌した日々と、リカバリーの日々を書いた10年の日記です。

  • ハッピーバースデイズ サイン入り

    ¥1,500

    橋爪志保さんの新刊小説。 サイン入り 本のつくりが素敵です。 * 書き下ろしの中編小説がひとつ入った私家版の書籍です。 フランス装、96ページ。ジャンルは純文学です。 ブックデザイン:はちみつちひろ(小月デザイン) 帯文:平岡直子 〈帯文〉 食欲のままに食べると病気になり、生殖を望まない者がセックスに勤しみ、人間は形骸化した動物だ。わたしたちが〈文明的な存在〉という物語を生きるかぎり生じ続けるタイプの矛盾があり、人はおおむねその矛盾を直視しないようにしてどうにか生きている。みんなよく頑張ってると思うけれど、でも、どうしてもその矛盾にはまり込んでしまう馬鹿正直な人間はどうしたらいいのだろう。この本は〈人間〉という物語への復讐だ。戦う者の常として、主人公は血まみれになっているけれど、経血の生臭い血、出産のグロテスクな血、戦いの物語につきものの陶酔的で美しい血からは程遠い血が流れつづける。吐きそうだよ。よく書いた。

  • ストーブ

    ¥700

    三田文学新人賞最終候補作、上田織『ストーブ』入荷しました!鳥山まことさんの受賞回の最終候補作です。みなさん、ホラー純文学ですよ! 童話のような語り、教室の石油ストーブを恐れおかしくなってしまいそうになる男子のとった行動とはーー

  • ねこによろしく ウェアラブル・プロシージャ 白&赤

    ¥2,640

    サイン入り 池谷和浩さんの単著の二冊目『四季と機器』が出ると思っていたらまさかのリトルプレスの二分冊がよはく舎から刊行! 創作と生活、小説とエッセイの思考。早乙女ぐりこさんの『速ぐり』のことも出てくる!? サイン入りをセット販売で!

  • 四季と機器 サイン入り

    ¥1,870

    サイン入り いまもっとも期待の小説家と言っていい池谷和浩さんの新作。『フルトラッキング・プリンセサイザ』から『ねこによろしく』と、どんどん機械書房のお客さんの中で人気出ているのを感じているので初回から数多めに入れてます。 二子玉川へ移転した大学の霧信号所キャンパスは、ずっと霧に包まれている。灯子はスタッフや教員たちと、学生たちの学ぶ場が快適であるよう、日々その運営にあたっていた。 キャンパスには猫が闊歩しているが、黒猫を、一度に二匹以上見たことが無い。 そして、そこに「あるはずのないもの」が発見される。 猫は何匹いるのか。キャンパスは正常に運営できているのか? 予定外の出来事やプライベートでの変化があっても、続く日常。 デバイス、アプリ。21世紀のテクノロジーが当たり前のベースとなった私たちの社会で、新しくなったことと変わらない人の営みの細部を描き切った小説。 デビュー小説『フルトラッキング・プリンセサイザ』から重なる登場人物たちは、池谷作品が文学の王道でもあるサーガとして構築されていること、池谷氏が大きな構想をもった作家であること。

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