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私運転日記
¥1,980
B6変版、168ページ。 中原中也賞受賞者の詩人、大崎清夏さんの日記本。手のひらにおさまるサイズの正方形のソフトカバーの造本がかわいいです。 大崎さんは『しししし4』の中原中也特集でご一緒して以来とても注目しており、詩集と日記本をメインに販売している機械書房にはなんてピッタリな本だろうと思い注文しました。
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KYOTO REMAINS [キヨウトリメインズ]
¥1,980
A5、208ページ 特典付:収録写真のL判プリント 詩人・高田怜央と写真家・遠藤祐輔による、イメージとテクストの対話。本作では、京都の街を舞台に撮影と詩作が同時進行で行われました。ストリートスナップの通り過ぎていくモノクロの街並みと、そこから生まれるバイリンガルの叙情詩(リリック)のコラボレーション作品です。 京都を舞台にした写真に字幕のように詩が入ってます。文フリ京都に持っていった詩集ではこちらがいちばん売れました。特典付は意外と少ないと思うのでぜひ。
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黎明通信
¥1,650
僕は毎回独創的な高田怜央さんのつくる本のファンなのでまた仕入れられてうれしいです! 以下、版元より。 海辺を散歩する小説家と、海辺に思いを馳せる詩人。 川野芽生と高田怜央が織りなす「海」の感触。 3点セット仕様: <本体冊子>A6サイズ/中綴じ製本/32p/表紙:特色印刷/本文:二色刷り/帯付き <蛇腹小冊子>112mm×80mm/外五つ折/帯付き <蔵書票 >名刺サイズ/表面:特色印刷 写真:川野芽生 編集:高田怜央 造本・デザイン:霧とリボン 発行日:2024年8月31日 価格:1,650円(税込) 限定 600部
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カフカを読みながら
¥2,530
SOLD OUT
丸田麻保子第二詩集。 カフカ好きは読んで損なし。というか、今年のベスト候補ですらある。 カフカの短篇集を読みながら 眠ってしまった 夜中に目を覚まし また読んで 朝方すこし寝て 仕事に行った 夜通し書きつづけ 仮眠をとってから 出勤することを常としていた カフカのことを思いながら
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カフカの日記
¥5,500
日記本のキング・オブ・キング、『カフカの日記 新版』(みすず書房)です。今年のベスト本!
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最果タヒ2冊セット
¥2,860
SOLD OUT
96ページ 落雷はすべてキス→1430円 恋と誤解された夕焼け→1430円 最果タヒ最新詩集。第11詩集。新詩集が出たら僕はかならずチェックしてます。なぜか。やはり詩の専門店をやる以上、詩をはじめて読むお客さんもいるなかで、しっかり中原中也賞をとっていて、かつ、キャッチーな詩を書いてる詩人は誰かといったらこの詩人でしょう。 この一冊でこの値段で44編がよめる。この詩集からあらたな詩の世界に入る人は絶対にいると思います。 萩原朔太郎賞の詩集とセットで。
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馬場にオムライス
¥2,000
B6、236ページ 私家版の最終兵器。リトルプレスでここまでこだわったカッコいい本はみたことがないです。 川合大祐『リバー・ワールド』と暮田真名『ふりょの星』とともに機械書房で推したい川柳句集です。 つぎからつぎに強くて楽しい言葉の速射砲。 魔改造バナナで禁固六ヶ月 まじ、おすすめ。
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壁、窓、鏡
¥1,000
B6、94ページ すごい詩集です。表表紙、裏表紙、背表紙に文字がない。中開けたらさらにビックリします。 第57回北海道新聞文学賞詩部門受賞作。 故永しほる『壁、窓、鏡』
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90's
¥1,000
90年代生まれの作家11人の川柳・短歌・エッセイ・詩が収録された文芸誌です。 機械書房でおなじみのササキリユウイチさん、のもとしゅうへいさん、故永しほるさんも寄稿してますよ!
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小さい午餐 サイン入り
¥2,200
小山田浩子さんの新刊食エッセイ集。 『パイプの中にかえる』シリーズもそうですが、小説とエッセイの関係性を考える中で、小山田浩子さんは現代の最重要作家だと考えています。ご堪能あれ。
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パイプの中にかえる サイン入り
¥1,815
120ページ。小山田浩子さんのサイン入りです。 「全部私小説だと思って書いている」 もうこの帯の時点で面白いに決まっている。 それこそ小説なのか、エッセイなのか、自分が何を書くか迷っている人にも良いのでは?
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かえるはかえる サイン入り
¥1,980
120ページ。小山田浩子さんのサイン入り エッセイ第2弾 「目の前のひとつひとつを信じて書いていけば小説になる」 やはりこの帯の時点で面白いに決まってる。
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酒場の君 サイン入り
¥1,650
サイン入り+特典ポスター+特典缶バッジ付です。 ついに自主制作本が商業出版で! 以下、僕の自主制作本の時の紹介文です。 「日記本のおすすめはありますか?」と訊かれることがあったらその時は真っ先に武塙麻衣子さんの『驟雨とビール』の日記シリーズをすすめてますが、いちばんさいしょに読んだ武塙さんの日記本は『諸般の事情』でした。下北沢の日記屋月日で購入して、その足でフヅクエに行き、飲み食いしながらあまりの面白さに一気に読みました。あれからだいぶ経った気がするけどあの日の読書の興奮というか感動は色褪せることがない。読書というのはただ本を読んだというだけでなく、その時の空気が記憶となって自分自身に残り続ける。そう思います。特にこれは!という面白い本と出会った時には。武塙さんにその後、往復書簡をいっしょにしませんか?と連絡し、『きっとどこかへ流れつく』という本をつくらせてもらいました。ずっとすばらしい書き手だと思っています。日記からいまはweb上で小説やエッセイを連載したりこれからの活躍も見逃せません。本書『酒場の君』は日記にもよく話に出てくる武塙さんの真骨頂ともいえる酒場めぐりに特化したエッセイ集。一店目のジンギスカンからラムタタキやラム肉に塩をぱらぱらとか美味しそうでたまらない。レモンサワーと一緒にか、と。二店目のなめろうに酢も美味しそう。次々と気になるのがあるなかで、個人的にはハムカツが好物なので野毛のハムカツ屋は大変気になり行ってみたい。読んでいて「祝福」という言葉が頭に浮かびましたね。酒場めぐりは「生活の祝福」、そんな言葉が。
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ポスト・ムラカミの日本文学[改訂新版]
¥2,200
136ページ 第一章の「村上春樹と村上龍ーー70年代後半という時代」からはじまり、80年代を経由し、第三章で「保坂和志と阿部和重ーー90年代前半の「風景」」になり、さらに第四章は「J文学」というように、本書は90年代の文学論の本とも言えるでしょう。まさに今度佐々木敦さんが90年代論の本を出す予定だったと思いますが、佐々木さんもまたリトルプレスで『佐々木敦による保坂和志(仮)』と「佐々木敦による阿部和重(仮)」を昨年の秋と今年の春の文学フリマ東京で出しています。 この佐々木さんと仲俣さんの論じる作家のと本の出し方、タイミングの一致は本屋をやっている身としてはすごく面白いと感じています。 文芸評論ほどある意味話をして面白い本はないので、ぜひ読んだ方と話しをしてみたいものです。
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Lost and Found(すべて瞬きのなかに)*サイン入り
¥900
B6、50ページ 本屋lighthouse刊行。 『踊る幽霊』刊行の勢いそのままに、関口さんが今度はオルタナ旧市街本を刊行。で、このあとカレーも出るわけでしょ?オルタナ旧市街頑張ってるな! サインも見るたびにうまくなってるし! * “ぼんやりとラーメンをゆでている間に世界は三度も崩壊して、スープをまぜている間に再構築した。” * 目次 嵐のあと 匿名の街 ユニコーン・ガールのまなざし 密室のきみ Night after night ネオンテトラの標本 不機嫌な革命家 24時の号砲 ユートピアをぶっ壊せ どうかなるべく大きな声で 宝石未満 鳥のひと 代替(不)可能な 晩夏・微睡 それからのロマンス 永遠じゃない 森の中では見つけられなかった イデオロギー・ドラマツルギー ニッパーの背骨(あとがきにかえて
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シティポップ短篇集
¥2,750
328ページ 台風の時期におすすめの短篇集。冒頭の片岡義男「楽園の土曜日」は台風が接近する雨からはじまり台風一過ののち主人公の山崎は彼女と母親、姉二人の全員がうつくしい一家の家で過ごすことになる。シティポップ文学は僕の中ではスケッチした小説みたいな感じかな。そして明るさがある。ジメジメしてない。芥川賞候補作だと吉田修一「突風」系。 この80年代の雰囲気のスケッチ的な小説をやってる作家は多くないと思うし、気楽に読めつつ意外と創作の役にも立ちそうな気がします。 目次 片岡義男 楽園の土曜日 川西蘭 秋の儀式 銀色夏生 夏の午後 川西蘭 マイ・シュガー・ベイブ 沢野ひとし プリムズをくれた少女 平中悠一 かぼちゃ、come on! 原田宗典 バスに乗って それで 山川健一 テーブルの上にパンはないけれど、愛がいっぱい 片岡義男 鎖骨の感触 【ライナーノーツ】 〝時代〟の終りと〝物語〟の始まり──「シティポップ」と、同時代(一九八〇年代)日本の「都会小説」 平中悠一
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毒猫 *サイン入り
¥2,750
B6変形、162ページ。 モダンホラー詩の旗手と称される広瀬大志ですが、この一章の〈白い兆し〉は、どこか壮大なSF小説のプロローグとエピローグが混ざったような詩がランダムに配列されたみたいな感じで無茶苦茶かっこいい。二章の〈毒猫〉がこの詩集のメインどころで、最後の三章は〈聖痕の日〉は怒涛です。「トリフィドの理由」は作者名見なくても広瀬大志の詩だとわかります。もうこれは詩のオペラです。すごすぎ。
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ノトーリアス グリン ピース *サイン入り
¥2,640
田中さとみさんの第二詩集。サイン入りです。 散らばった言葉の惑星を一挙に集めて惑星直列したような精密な詩もあれば、惑星を粉々に吹っ飛ばしたような破壊した詩もある。僕は『2001年宇宙の旅』のモノリスやラストシーンを思い浮かべましたね。とにかく破格の詩集で激烈におもしろい。
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冬の森番
¥2,640
文學界新人賞受賞者の小説家でもある詩人、青野暦の第一詩集。 アリス・マンローの短編集が出てくる一篇の詩からはじまります。 紀伊國屋書店、中央線、カフェと景色をかえながらつづられるこの詩集を持って出かけたら特別な時間が過ごせるはずです。
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泣いたって変わることは何もないだろうけれど サイン入り
¥2,200
216ページ サイン入り 以下版元より 消えゆくものたちの言葉を受け取って 誰もが抱える胸のうちや心象風景をやさしく繊細なことばで描き、 読者の圧倒的共感を得る詩人、パク・ジュン。 旅と生活の中からつむがれた 哀悼と悲しみ、愛情と慰めに満ちた散文と詩。
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大山萄子詩集(一)(二)セット
¥2,200
大山萄子さんの『はかなさの眩しさに』と『姉妹』の二冊。 手製本でこのこだわりようはどこか中原中也賞候補作の殿塚友美『fey』も思い出す。 『はかなさの眩しさに』(一) 『姉妹』(二) 各1100円 * 「消えるまでみつめている」 冬の あさ みそしるの おわんに 白く のこった まるい ゆげ 消えるまでみつめている 夏の ゆうがた ガラスの コップに 五分の一 のこった 炭酸水 の あわ 消えるまでみつめている のこされたもの いつか消えるけど 消えるまではみつめている
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現代川柳句集プニヨンマ
¥500
100ページ 森砂季さんの第一私家版川柳句集『プニヨンマ』です。プニヨンマ?ヒトポッポ?とクエスチョンの波を自由に泳ぎわたる楽しくもデンジャラスな空想が魅力の川柳の数々。 脇下にプラモを挟み大相撲
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星野灯 私家版詩集4冊セット
¥2,800
11月、七月堂から詩集「星のゆらぎに火を焚べて」を刊行する星野灯さんの私家版詩集4冊 各700円 「星は星であるために光る」 「窓があるから、世界が眩しすぎる」 「空が青くない日でも」 「ことばを育む手のなかで」
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いっせいになにかがはじまる予感だけがする サイン入り
¥1,980
SOLD OUT
A5版変形、238ページ 再入荷分はサイン入り ユリイカの新人に選出とのこと!おめでとうございます。ユリイカの特集panpanya号で発表ってのも最高ですね。 のもとしゅうへいさんの初小説、挿絵も装幀も本人の横書きロードムービーノベル。現代詩と小説を行き来する新世代の詩人兼作家の誕生をぜひ目の当たりにしてください。