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花火と残響
¥1,870
「文学フリマ」で自費出版誌が話題となった作家・ササキアイ、待望のデビューエッセイ集。というのは噂でまえから耳にしていてそのうち周りでも面白いという声をきき、ずっと気になっていた作家だったんですが、『随風』でご一緒することに。一編目からこれぞという一文が出てきて見事にひきこまれました。
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踊る幽霊
¥1,650
168ページ 又吉直樹『東京百景』以来だな、こんな面白い現代東京随筆集は(東京以外も少し出てくるけど)。会社員をやりながら原稿を書く生活がしたいひとは共感すること多いはず。代わりに読む人、友田とんの衣鉢を継ぐような世の中のおかしみを見つけるのに長けた視線と筆致のエッセイ、オルタナ旧市街、商業デビュー作。
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対話1 本屋とことば
¥1,430
新書判/108ページ 著者:高橋亮偉/牟田都子/長瀬海/浅生鴨/竹田信弥 文学フリマでも大人気だった本書。僕も『めんどくさい本屋』の対談イベントに参加したことがあるのでこれはすごく楽しみな本でした! 表紙がとても竹田ドッグイヤーっぽくていいです。 以下、版元より 『めんどくさい本屋』から始まった、 本と本屋をめぐる対話集。シリーズ刊行開始! 『めんどくさい本屋』の刊行記念として2021年にスタートした、双子のライオン堂YouTubeチャンネルの連続対談イベント「めんどくさい本屋の寄り道」が遂に書籍化。 配信順ではなく、テーマを設けたセレクション版として、1冊に数本ずつ対話を収録するシリーズを刊行していきます。 作家、編集者、校正者、書評家、書店主などなど――多彩なゲストを迎え、双子のライオン堂店主・竹田信弥(と司会の編集担当者・秋葉)が本屋業界と出版業界の未来を語り合うシリーズ。今後の展開をどうぞ御期待ください。 シリーズ第1弾『対話1 本屋とことば』、5月19日刊行
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ベイブ論、あるいは父についての序論 サイン入り
¥1,200
新書サイズ、88ページ 『プルーストを読む生活』や『会社員の哲学』の柿内さんの新作は映画『ベイブ』の批評エッセイです。文芸評論で丹念にみつめた作品論というと蓮實重彥「『ボヴァリー夫人』論」が思い付きますが、いつか柿内さんにはゴリゴリの作品批評をかいてほしい。きっとそういう未来の名作の助走であり『会社員の哲学』の続編である本書は才気がほとばしっています。
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親も子も、愛せなくていいんだ サイン入
¥800
A5、112ページ 『逃亡日記』の作田優さんの新刊エッセイ。サイン入りです。とにかくとんでもない読み心地のものを読みたいならこの作品を激しくおすすめします。逃亡まえのディープな体験、感情がうずまいた傑作です。
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一千暦の帰り道 サイン入り
¥1,870
最新の中原中也賞候補作。 高嶋樹壱さんの『一千暦の帰り道』ってちょっと変わった目次で、飛行篇と歩行篇で詩の種類が上下に分かれて交互にやってくる。他にもカバーめくると仕掛けあるのも面白いんだけど、小説でも和風ファンタジー好きな人なんかはガッシリ心を持ってかれる詩集なんじゃないですかね。高嶋さんは僕の活動初期からの知り合いの詩人で大変応援してます。ぜひ手に取ってほしいです。
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往復書簡 今夜、緞帳が上がる
¥1,320
*ウィッチンケア15に寄稿している武塙麻衣子さんと随風01に寄稿している私の往復書簡本です。作家になること、本屋店主になることの話もあり面白いです。未読の方はこの機会にぜひ。 97ページ A6 デザイナーを入れての機械書房の出版部、MACHINE BOOKSレーベル第一弾。 小説家になった武塙麻衣子さんと本屋店主になった僕の往復書簡。 往復書簡だけじゃなく、僕の文芸評論と武塙さんの読書エッセイ付きです。武塙さんのこの短編エッセイは現状での武塙さんのベストなんじゃないかとおもうくらい僕は好きです。ブックデザインは麻生誠治さん。
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羽ばたき
¥330
SOLD OUT
『随風01』に寄稿して注目株の西 一六八さんのポケットアンソロジーリフィル。 近代日本文学愛に満ちた旅にまつわる日々の随筆。
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ウィッチンケア15
¥2,200
47人/47書き下ろし作品。 随風とともにイチオシの文芸雑誌
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しゅうまつのやわらかな、 サイン本
¥1,980
SOLD OUT
浅井音楽さんによるデビュー作品集。サイン入りです。 詩の引用もあり、機械書房にもピッタリな一冊。ゆっくりとやわらかくこちらの心を押してくれます。詩と随筆のあたらしいかたち。
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随風 01 サイン入り
¥1,980
*サイン本(4名ほどがランダム) *随筆に関する特製ペーパー付 随筆の文芸誌の創刊号です。 何か新しい流れがきたなという感じもするし、ここ数年ずっとこの風は吹いていたような気もします。機械書房のお客さんの中にはすでにこの雑誌のことを口にしている方も多く、いっしょに読んで話ができたらなと今から楽しみです。 以下、出版社より 文学フリマや独立系書店の店頭を席巻する随筆/エッセイムーブメントに呼応する文芸誌、ついに創刊! 本誌『随風』は書き手/読者の随筆にかける思いに寄り添って船出する小舟です。 随筆の風が吹く限り、どこまででもともに旅しましょう(年2回刊行予定)。 巻頭随筆 宮崎智之 船出にあたって 平林緑萌 随筆特集「友だち」 浅井音楽 海猫沢めろん オルタナ旧市街 かしま 岸波龍 早乙女ぐりこ ササキアイ 作田優 鈴木彩可 竹田信弥 友田とん 西一六八 野口理恵 批評 柿内正午 仲俣暁生 横田祐美子 座談会 城崎にて、香川にて 森見登美彦 円居挽 あをにまる 草香去来 編集していない編集者の編集後記 北尾修一
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先人は遅れてくる サイン入り
¥1,870
友田さんが『随風』に寄稿している「直接は手に入らないもの」を読んでやっぱり友田とんの視点は独特だし、そんな方向に進んでいくのか!とワクワクしながら文章の面白さを再認識しました。 パリ闊の3番目の本ですがここから読んで問題なし、むしろここからな一冊をサイン入りでぜひ。
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小島信夫の話をしたいのだけれど(長い小説を読むことが生活に与える影響についてのレポート)
¥800
文庫サイズ、278ページ 友田さんの『『百年の孤独』を代わりに読む』や柿内さんの『プルーストを読む生活』をZINEで読む喜びを知っている方お待たせしました。冨田ララフネさんのこの本をいっちゃってください。 小島信夫、プルースト、ミシェル・レリスをはじめとした長い小説を読むことが生活にどのような影響を与えるのか、それによって私の生活がどのように変化したのかということに関する2024年の記録。
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ポスト・ムラカミの日本文学[改訂新版]
¥2,200
136ページ 第一章の「村上春樹と村上龍ーー70年代後半という時代」からはじまり、80年代を経由し、第三章で「保坂和志と阿部和重ーー90年代前半の「風景」」になり、さらに第四章は「J文学」というように、本書は90年代の文学論の本とも言えるでしょう。まさに今度佐々木敦さんが90年代論の本を出す予定だったと思いますが、佐々木さんもまたリトルプレスで『佐々木敦による保坂和志(仮)』と「佐々木敦による阿部和重(仮)」を昨年の秋と今年の春の文学フリマ東京で出しています。 この佐々木さんと仲俣さんの論じる作家のと本の出し方、タイミングの一致は本屋をやっている身としてはすごく面白いと感じています。 文芸評論ほどある意味話をして面白い本はないので、ぜひ読んだ方と話しをしてみたいものです。
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もなかと羊羹
¥880
SOLD OUT
文庫サイズ 44ページ 副題が「ーーあるいはいかにして私は出版の未来を心配するのをやめて軽出版になったか。」とあるように、悲観するのではなく、自ら手を動かし行動することの重要性を問う一冊。軽出版のしくみはやわかり図解や軽出版十ヶ条など、パッとチェックしたい時にうれしい持ち運びしやすい破船房としては初の文庫サイズで刊行です。
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橋本治「再読」ノート
¥1,540
B6判、80ページ ずっと気になっていたけれど、橋本治は僕自身読んだことがなかったのでまだ読んでいませんでしたが、版元紹介にもこれからの読者のための入門書ということで手にとってみることに。橋本治が自分には関係ないと思っていた小林秀雄の『本居宣長』を読み、意に反して〈「小林秀雄というひとはいい人なんだ」 という実感を得る。〉というところで、僕も何か橋本治がいい人に感じたし、こういう素朴なところから本ができてくるのが面白いとおもった。 これは読みたくなる仲俣暁生さんによる入門書です。
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東アジアから読む世界文学
¥2,420
B6 136ページ 2024年のノーベル文学賞を受賞したハン・ガン作品の書評が大注目の破船房の(おそらく)今年最後の新刊!今年の仲俣暁生さんの軽出版の怒涛の活躍はすごいですね。こうやって本に統一感もあるので本屋で並べてても楽しいです。
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本の町は、アマゾンより強い
¥1,320
SOLD OUT
仲俣暁生さんの出版論エッセイ集。 仲俣さんの書評を読むと本のことだけじゃなく、出版に思考が繋がるのが大変面白いのでこのエッセイ集の刊行は納得だし嬉しいです。
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その後の仁義なき失われた「文学」を求めて
¥1,540
A5判、52ページ。 仲俣暁生さんの『失われた「文学」を求めて』は大好きな一冊です。レベッカ・ソルニット『ウォークス』の論考の最後の一行はまさにその通り!と思ったし、又吉直樹『劇場』の青春小説の定義の話などとてもおもしろく読んだ記憶。そして今回も魅力的なチョイス。『文学は実学である』や『ミルクマン』、『緑の天幕』など!
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一九八三年の廃墟と橋本治
¥1,320
仲俣暁生さんの破船房の新刊です。『橋本治「再読」ノート』と合わせて手に入れたい一冊。仲俣さんの新刊がこうして定期的に読めるのが軽出版の良いところ。
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火を焚くZINE vol.1 つくば・牛久編
¥1,200
文化系トークラジオLifeで紹介した『火を焚くZINE』が入荷しました!バリかっこいいんだけど。1200円には見えない。滝口悠生さんも寄稿しているとのこと。 旅をして考えたことや引きずりだしたものを書くZINEとのこと!
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kq
¥2,200
佐々木すーじんさんのAAF戯曲賞最終候補作「kq」が入荷しました。これは戯曲なのか、詩なのか、それとも別の何かなのか。横書きでカレンダーのようにめくるスタイル。また新しい面白い作品が入ってきました。
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sleeping cloth スリー ピング クロス サイン入り
¥2,750
今年下半期に満を持して登場。田中さとみさんの第三詩集。 「百式」って詩なんかキレッキレでかっこよすぎます。 特典のポストカード付。 装幀・装画は、逆柱いみり/装画 山本浩貴+h(いぬのせなか座)/装釘
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ふきのとうを食べる熊
¥400
若松沙織(わかしょ文庫)さんのポケットアンソロジーリフィルです。3月中の機械書房「小説」シリーズは若松沙織さんなのでダブルで楽しめますよ!