-
文學界の約10年
¥500
文庫サイズ。 読みたかった夏しい子さんの『文學界の約10年』をついに読みました。まとめて読むと意外な発見ありますね!登場回数の多い作家があの作家だとは! 文學界好きはマストバイ。
-
ハッピーバースデイズ
¥1,500
SOLD OUT
橋爪志保さんの新刊小説。 本のつくりが素敵です。 * 書き下ろしの中編小説がひとつ入った私家版の書籍です。 フランス装、96ページ。ジャンルは純文学です。 ブックデザイン:はちみつちひろ(小月デザイン) 帯文:平岡直子 〈帯文〉 食欲のままに食べると病気になり、生殖を望まない者がセックスに勤しみ、人間は形骸化した動物だ。わたしたちが〈文明的な存在〉という物語を生きるかぎり生じ続けるタイプの矛盾があり、人はおおむねその矛盾を直視しないようにしてどうにか生きている。みんなよく頑張ってると思うけれど、でも、どうしてもその矛盾にはまり込んでしまう馬鹿正直な人間はどうしたらいいのだろう。この本は〈人間〉という物語への復讐だ。戦う者の常として、主人公は血まみれになっているけれど、経血の生臭い血、出産のグロテスクな血、戦いの物語につきものの陶酔的で美しい血からは程遠い血が流れつづける。吐きそうだよ。よく書いた。
-
なにも食えない サイン入り
¥500
染水翔太さんの新刊。 目次の「トロントでホストマザーの料理を食べない」に笑い、これはさすがに面白そうなので文フリまえに仕入れたいとXで話しかけてしまった一冊。 シンガポールで海南鶏飯を食べない 5 レイキャビックでロブスターを食べない 17 上海で上海蟹を食べない 27 トロントでホストマザーの料理を食べない 37 ニューヨークでピザを食べる 49 なにも食えない 61
-
会社員の哲学[増補版]サイン入り
¥1,200
新書サイズ、160ページ 機械書房でもっともたくさん仕入れた本で、なんとその数100冊。先日は読書会も開催しましたが、大変に盛り上がりました。マルクスの『資本論』を起点に、会社員の立場から政治や経済を語り、オルタナティブな活動の面白さを問う本書を読んで元気になる人はたくさんいるんじゃないでしょうか。浅田彰の『逃走論』の中で、ドゥルーズを読むと元気になるというくだりがあるけどそんな感じ。哲学エッセイであり、人文書の幅を広げるリトルプレスだと思います。
-
さよならは言わない サイン入り
¥2,530
十文字青さんのサイン入りです。『私の猫』に引き続きすばらしい装丁です。 医師から末期癌を告げられた作家には、多くの進行中のシリーズがあり、そして別れた妻と子がいた。 病状を切りだせぬなか、彼の前にかつての同級生が不意に現れる。 十文字青が書き下ろしで贈る、「作家」の物語。 あなたの特別な一冊になりたい、「書肆imasu」レーベル第四弾。 装幀:名久井直子 造本:四六判、表紙クロス装、箔押し
-
イ・ジンターネット サイン入り
¥1,500
吉田棒一さんの短編集(小説とエッセイ) B6サイズ、152ページ サイン入り <小説> ぴっころさん 10 to 10 past 10 俺太郎 友達 ブラザース ハッピーのターン キルマンデイ モノリスと不良 飛来 バースデイ インベーダーズマストダイ ハッピーバレンタイン ファット・レック・コーズ 夜 in outer space スローダウン <エッセイ> ショッピングモールの一生 大大木大 カリフラワナイズド 私と本棚
-
深く暗い森のなかにあらわれては消える湖があった それはわたしの湖だった サイン入り
¥880
若山香帆さんの小説集。 第二回新潟文学賞純文学部門佳作を受賞した「川のゆくえ」、第二回GOAT文学賞最終候補作「卵」他、BFC6本戦出場作品「深く暗い森のなかにあらわれては消える湖があった それはわたしの湖だった」に新作を加えた連作掌編などを収録した初めての短編集。
-
平らかな食卓3冊セット
¥1,800
mg.のフードライターのヤナイさんの掌編集の2冊セットです。 平らかな食卓→600円 平らかな食卓2→600円 平らかな食卓3→600円 合計1800円
-
愛について僕たちが知らないすべてのこと
¥3,300
『世界泥棒』以来の桜井晴也この本が爆発するかどうかは純文学の世界において無茶苦茶重要だと思います。長編だし、外国文学と戦える世界文学級の国内作家だと思うし。飛鳥部勝則のような爆発を本屋で見たい。 うちでこれが売れないならつまらないから本屋さっさとやめたいです。
-
随風02 サイン入り
¥1,980
サイン入り(01と同じで宮崎さんといろんな書き手) 全国の本屋でうちが一番売れたと言われている随風の2号です。今回のテーマは「好奇心」とのこと。今回も気になる書き手がたくさん! *発送は一応発売日の10月9日にしてありますが、前後する可能性はあります。入荷次第随時発送します。 目次 巻頭随筆 宮崎智之 随筆特集 テーマ「好奇心」 アサノタカオ 磯上竜也 今井楓 オルタナ旧市街 清繭子 古賀及子 早乙女ぐりこ 杉森仁香 絶対に終電を逃さない女 西川タイジ 花田菜々子 pha 吉田棒一 わかしょ文庫 批評 柿内正午 佐々木敦 和氣正幸 インタビュー 村井光男(ナナロク社) 編集していない編集者の編集後記 吉川浩満
-
随風 01 サイン入り
¥1,980
*サイン本(4名ほどがランダム) 随筆の文芸誌の創刊号です。 何か新しい流れがきたなという感じもするし、ここ数年ずっとこの風は吹いていたような気もします。機械書房のお客さんの中にはすでにこの雑誌のことを口にしている方も多く、いっしょに読んで話ができたらなと今から楽しみです。 以下、出版社より 文学フリマや独立系書店の店頭を席巻する随筆/エッセイムーブメントに呼応する文芸誌、ついに創刊! 本誌『随風』は書き手/読者の随筆にかける思いに寄り添って船出する小舟です。 随筆の風が吹く限り、どこまででもともに旅しましょう(年2回刊行予定)。 巻頭随筆 宮崎智之 船出にあたって 平林緑萌 随筆特集「友だち」 浅井音楽 海猫沢めろん オルタナ旧市街 かしま 岸波龍 早乙女ぐりこ ササキアイ 作田優 鈴木彩可 竹田信弥 友田とん 西一六八 野口理恵 批評 柿内正午 仲俣暁生 横田祐美子 座談会 城崎にて、香川にて 森見登美彦 円居挽 あをにまる 草香去来 編集していない編集者の編集後記 北尾修一
-
約束にしない サイン入り
¥1,650
サイン入り。 第一詩集『きせつきせつ』が人気だった山内優花さんの第二詩集。ビビッドな赤の表紙の手触りが最高です。 『きせつきせつ』はブルータスNo.1023で紹介しました。僕の中では最注目の詩人ですね。
-
骨を撒く海にて、草々
¥2,640
波打ち際に落ちていたボールペンを 拾って、絡みつく海藻を払い 書き出す 遠くの海の傍らに住む あなたへの ことば (「海際へ」) 読めばどの詩からも、目を凝らすまでもなく、鮮やかな言葉の背後に、それぞれの深みへ届く物語を感じることができる。――松下育男 雪柳さんの詩には、様々な音や声が響く。ときには死者と生者の垣根を越えて強く語りかける。きつく抱擁を交わすように。そのダイナミックな表現で、読者を未知の場所へと導く。ーー文月悠光 第1詩集『追伸、この先の地平より』以後、3年ぶりの新詩集。写真=紫衣
-
火を焚くZINE『別冊 いる』
¥700
火を焚くZINEの別冊が手に取りやすい文庫サイズで誕生。 杉並区の自室、奥多摩の渓谷、新宿駅前、霞ヶ浦湖畔など、それぞれの場所に「いる」ことを通じて書かれた全8編。
-
ひとり出版流通攻略ガイド
¥1,300
海猫沢めろん先生と江藤健太郎さんの共著。 以下、版元より 誰もがZINEを作って即売会などで販売できるようになった今、その先の流通をテーマに、小説家・海猫沢めろんさんと江藤健太郎さんに語り合っていただきました。お二人とも2025年に、商業流通を可能にするISBNコードを取得してご自身の小説を出版しました。 同様にひとりで出版活動を行う8つの出版社やレーベルへのアンケート、本を作って流通させてみたいと考えている方に向けた参考図書、そして海猫沢めろんさんと江藤健太郎さんによるコラムを収録した、流通について考える入り口的な冊子です。 攻略ガイドと銘打ってはいますが、攻略方法は人それぞれ、模や目的によって異なります。本を作る人がそれぞれに合った方法を選択するためのガイドブックです。 70ページ超の対談部分は、自身が起したひとり出版社・泡影社から『ディスクロニアの鳩時計』を出した海猫沢めろんさんと、同じくひとり出版社のプレコ書房から『すべてのことばが起こりますように』を出した江藤健太郎さんによるもので、生活や執筆の場も兼ねた事務所で出版するがゆえのお悩みから、流通システムの問題や文学賞について も自由に語っていただいています。 時々出てくる、耳慣れない用語については、同じページに註を入れて、出版流通初心者にも読み進めやすいよう工夫してみました。書き手であり、ひとり出版も手がける二刀流デザイナー飯村大樹さんの親切設計で、本文と註をストレスなく往復できるデザインになっています。 アンケートは、ひとり出版社・レーベルを運営する8人に書籍流通について伺いました。お答えいただいたのは、石原書房、H.A.B(エイチアンドエスカンパニー)、シカク出版、書肆マガジンひとり、点滅社、東京荒野、原田専門家、双子のライオン堂です。 また、最近の出版事情を紹介した実践的な参考図書も巻末に付しました。 表紙のイラストは、台北を拠点に活動をする香港出身のアーティスト智海(Chihoi)さん。本の書影を描いたカヴァー画集『夢的書』など、紙の本への愛情が深く、台湾人アーティストSon Niさんとともに印刷や製本にこだわった出版レーベルnos:booksを運営しています。本作は、お札で紙を買って、その紙に描いて印刷をして本を作り、販売して得たお金(お札)で紙を買ってという繰り返しを描いた「PAPER FOR PAPER 紙換紙」という作品です。
-
火を焚くZINE vol.2 恐山・下北半島編
¥1,700
人気の火を焚くZINEのvol.2が入荷! 今回は偶然(?)全員が小説を持ち寄りましたと、のこと。滝口悠生さんにも旅に参加&寄稿いただいています、とのこと。 執筆者→奈良原生織、松本アリヤ、大島康彰、堀敦詞、きたのこうへい、略箪笥、さざわさぎ、木村、滝口悠生
-
確率変動空間 サイン入り
¥880
サイン入り 杉森仁香さんの新刊です。 「パチンコ店のお手洗いはなぜあんなにきれいでサービスが充実してるのか」ということに注目したエッセイ。
-
こうやって書いた日記 サイン入り
¥770
杉森仁香さんのサイン入りです。 文庫サイズ 〈書くことが日常になりすぎていて居心地悪い。〉 「◯回表」「◯回裏」をひとつの塊とし、表にはその日の日記、裏にはその日に書いた文章の引用を記す、とのこと。
-
死期か、これが サイン入り
¥880
サイン入りです。 機械書房が開業してすぐ『夏影は残る』を注文し旋風を巻き起こした杉森仁香さんのリトルプレス七編の掌編小説集。このあと『随風02』と機械書房「小説」シリーズの9月にも登場予定というこで、ここから激推ししたい作家です。 一編目の「ただ観測する」からわかるとおりインタビュー形式がゆえの語りに対し、記録と記憶をたんたんと文章に残していく書き方が、読者の我々がそれを傍観している側に否応なくさせられている事実を突きつけてくる。
-
エブリシング・ユー・ドゥー・イズ・バルーン
¥660
遊星Dの梢はすかさんの新作戯曲です。
-
mg.11 あんこをめぐる
¥1,000
mg.の最新刊です! あんこ特集。 お店巡り、小説、エッセイであんこをみて楽しむ。 僕も「あんこで完全犯罪」を寄稿しています。
-
すべてのことばが起こりますように サイン入り
¥2,200
サイン入り 表題作を読みましたが、あたらしいことばで書かれたロードノベルですね、これは。いろんな細部に面白さが隠れているので、ぜひ読んだ人と話をしてみたいです。 【解説・推薦】 郡司ペギオ幸夫(科学者・早稲田大学教授) 読み終わって、冬の浜辺で一人焚き火をしていた、 存在しない記憶を思い出した。 「すべてのことばが起こりますように」の主人公であるウジャマ(内山)はデジャブとしての生を繰り返す。デジャブとして生き続けるこの感じをきっかけに、本解説もまたデジャブ体験のように書き連ねられることになる。 ああ、江藤くんですか、知ってますよ。よく覚えてます。彼は私の授業の第一回の講義で、授業が終わると教卓に走り込んできましてね、言うんですよ。「郡司さん、早稲田の理工で郡司さんの授業わかるの、俺以外いませんよ」ってね。《解説より》 --------------------- 【概要】 ◎江藤健太郎による初作品集。表題作の長編を含め5篇所収。執筆4年、制作半年の歳月を経て、ついに刊行。第1刷300部発行。 ◎『天然知能』、『やってくる』、『創造性はどこからやってくるか』など革新的著作を発表し続ける異能の天然知能科学者・郡司ペギオ幸夫氏による書き下ろし解説所収。 ◎著者自らが企画・編集すべて手掛けた渾身の一冊。装画・装丁はデザイナーの柿木優、印刷・製本は藤原印刷。自主制作本ながら本格的な仕上がりとなっております。 ◎この先ずっと小説を書いていきたい人、新人賞に応募し続ける以外の道を探っている人、いつか自分で本を出そうとしている人、そんな人たちへ。 ◎本書のために描き下ろされた柿木優による精緻な鉛筆画をはじめとし、表紙に板紙、本文用紙にコミックス紙、帯代わりにステッカーを貼付した画期的な造本。シンプルながら新しい装丁になっております。 --------------------- 発行所:プレコ書房 発売日:2025年4月28日 判型:128mm×182mm B6判並製 192ページ 造本:カバーなし ニス仕上げ 帯ステッカー付き 価格:2,000円(税込2,200円) 装画・装丁・本文レイアウト:柿木優 解説:郡司ペギオ幸夫 編集:江藤健太郎 印刷・製本:藤原印刷 ISBN:978-4-9913956-0-4 --------------------- 【目次】 隕石日和 すべてのことばが起こりますように 二回戦 ドリフター 一瞬、針 解説 郡司ペギオ幸夫 --------------------- 【著者】 1999年、神奈川生まれ。会社員。2018年から小説を書く。 好きなものは、魚。2025年、版元「プレコ書房」を立ち上げ、初小説集『すべてのことばが起こりますように』を刊行。
-
アスファルトと紙の月
¥1,000
テラーフさんの第3詩集。 「チャコールグレーの犬」と「ろべんたん」に引き続きの入荷です。 ポエトリー・リーディングを主軸にする詩人の詩集はそんなに機械書房では多くないのですが、第1詩集から置かせてもらってます。 三鷹のお菓子屋「ろべんたん」店主の詩集をぜひ。
-
sleeping cloth スリー ピング クロス サイン入り
¥2,750
今年下半期に満を持して登場。田中さとみさんの第三詩集。 「百式」って詩なんかキレッキレでかっこよすぎます。 装幀・装画は、逆柱いみり/装画 山本浩貴+h(いぬのせなか座)/装釘
