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小島信夫お問い合わせセット
¥3,000
SOLD OUT
「小島信夫の話をしたいのだけれど」×2 「小島信夫を読んで考える」×2 合計3000円
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すべてのことばが起こりますように
¥2,200
予約商品
表題作を読みましたが、あたらしいことばで書かれたロードノベルですね、これは。いろんな細部に面白さが隠れているので、ぜひ読んだ人と話をしてみたいです。 【解説・推薦】 郡司ペギオ幸夫(科学者・早稲田大学教授) 読み終わって、冬の浜辺で一人焚き火をしていた、 存在しない記憶を思い出した。 「すべてのことばが起こりますように」の主人公であるウジャマ(内山)はデジャブとしての生を繰り返す。デジャブとして生き続けるこの感じをきっかけに、本解説もまたデジャブ体験のように書き連ねられることになる。 ああ、江藤くんですか、知ってますよ。よく覚えてます。彼は私の授業の第一回の講義で、授業が終わると教卓に走り込んできましてね、言うんですよ。「郡司さん、早稲田の理工で郡司さんの授業わかるの、俺以外いませんよ」ってね。《解説より》 --------------------- 【概要】 ◎江藤健太郎による初作品集。表題作の長編を含め5篇所収。執筆4年、制作半年の歳月を経て、ついに刊行。第1刷300部発行。 ◎『天然知能』、『やってくる』、『創造性はどこからやってくるか』など革新的著作を発表し続ける異能の天然知能科学者・郡司ペギオ幸夫氏による書き下ろし解説所収。 ◎著者自らが企画・編集すべて手掛けた渾身の一冊。装画・装丁はデザイナーの柿木優、印刷・製本は藤原印刷。自主制作本ながら本格的な仕上がりとなっております。 ◎この先ずっと小説を書いていきたい人、新人賞に応募し続ける以外の道を探っている人、いつか自分で本を出そうとしている人、そんな人たちへ。 ◎本書のために描き下ろされた柿木優による精緻な鉛筆画をはじめとし、表紙に板紙、本文用紙にコミックス紙、帯代わりにステッカーを貼付した画期的な造本。シンプルながら新しい装丁になっております。 --------------------- 発行所:プレコ書房 発売日:2025年4月28日 判型:128mm×182mm B6判並製 192ページ 造本:カバーなし ニス仕上げ 帯ステッカー付き 価格:2,000円(税込2,200円) 装画・装丁・本文レイアウト:柿木優 解説:郡司ペギオ幸夫 編集:江藤健太郎 印刷・製本:藤原印刷 ISBN:978-4-9913956-0-4 --------------------- 【目次】 隕石日和 すべてのことばが起こりますように 二回戦 ドリフター 一瞬、針 解説 郡司ペギオ幸夫 --------------------- 【著者】 1999年、神奈川生まれ。会社員。2018年から小説を書く。 好きなものは、魚。2025年、版元「プレコ書房」を立ち上げ、初小説集『すべてのことばが起こりますように』を刊行。
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生きる力が湧いてくる サイン入り 付録付き
¥1,980
『随風』の寄稿者、野口理恵さんの単著が百万年書房の暮らしシリーズから。これは待ってましたの方も多いはず。 サイン入り、付録付きです。 以下、版元紹介より。 版元ドットコム「版元日誌」 https://www.hanmoto.com/nisshi1118 で大反響を巻き起こした、『USO』誌編集長にしてrn press社主・野口理恵の初著作。 「私は母と兄を自死で亡くしている。父も十代で他界し、祖父母はもういない。一度結婚をして息子がいるが親権は離婚した元夫がもっている。私はおそらく多くの人がもつ家族観をもっていない。おそらくこれからももつことはできない。」「顔の見えない読者が、ひとりでも、ふたりでも、生きたいと強く思えるような本づくりを(私は)したい」(本文より) 暮らしレーベル第7弾。 【目次】 昼間に風呂に入る 家族 生きる力が湧いてくる 酔う 大切なあなた 祝祭の日々 USO かわいいあの子 優しい兄 テニスが下手な女の子 夜、空を見上げる USO Nの起源 USO 見えないアングル 正月嫌い 朝、虎ノ門で仕事を終える 遠くに住んでいるあの子 自由の証 今日も吉祥寺のルノアールで 太く、長く、濃く しあわせの、となりにあるもの それよりぼくと踊りませんか 発声のすばらしさ 中華料理とお節介 居場所をくれてありがとう 物語のはじまりには、ちょうどいいのさ あなたと私のあいだにあるもの USO Nのお葬式 あとがき
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小島信夫の話をしたいのだけれど(長い小説を読むことが生活に与える影響についてのレポート)
¥800
文庫サイズ、278ページ 友田さんの『『百年の孤独』を代わりに読む』や柿内さんの『プルーストを読む生活』をZINEで読む喜びを知っている方お待たせしました。冨田ララフネさんのこの本をいっちゃってください。 小島信夫、プルースト、ミシェル・レリスをはじめとした長い小説を読むことが生活にどのような影響を与えるのか、それによって私の生活がどのように変化したのかということに関する2024年の記録。
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プロレタリア文学セレクション
¥1,980
編者解説にまず〈プロレタリア文学とは、言葉が届くという奇跡を技術によって下支えできると考える文章実践の総称〉とあるが、筆、紙、郵便、活版印刷など道具があるから社会不安の中で言葉を届けることが可能という事実を思い知らされる作品が並ぶ。書くことをすごく考えさせられる近代文学アンソロ。 言葉を届けるということを読書好きでそれこそ自主製作本つくったりしてたらみんな考えると思うんだけど、さらに立ち返ってここまで戻らないと言葉を届けることってわからないんじゃないか、という気持ちにさせられる文学作品が並びます。荒木優太 編。 【目次】 第一部 文字という重労働 [エッセイ] 雲母片 宮本百合子 [小説]誰かに宛てた記録 小林多喜二 [小説]灰色 前田河広一郎 [詩]印刷工の歌 活版工場に就いて 山路英世 [小説]新文化印刷所 大人のための人生の童話 武藤直治 [小説]謄写版の奇蹟 林房雄 [読者投稿欄]便所闘争 府川流一 パラレタリア文学1 [小説]花火 太宰治 第二部 紙は製本されずに世界に散らばる [少女小説]欲しくない指輪 徳永直 [小説]悪魔 ドストエフスキー 幸徳秋水 訳 [小説]人間売りたし 鈴木清次郎 [小説]ヤッチョラ 村田千代 [小説]穴 黒島伝治 [パンフレット]どうしたら上手に謄写印刷出来るか(抄) 阿部鉄男 [小説]アスファルトを往く 片岡鉄兵 [詩]奪え、奪え何でも奪え ××××× パラレタリア文学2 [小説]高架線 横光利一 第三部 女性にとって革命とはなにか? [小説]殴る 平林たい子 [読者投稿欄]珍らしがられる仕事 大野優子 [読者投稿欄]小学教員は講談社の社員也 佐藤季子 [小説]検束のある小説 大田洋子 [実話]廓日記 松村清子 [小説]最後の奴隷 平林英子 [小説]種 壺井栄 パラレタリア文学3 [小説]寄生虫 葉山嘉樹 編者解説 言葉の技術 荒木優太
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詩の構造についての覚え書
¥1,210
詩人・入沢康夫はっきり言っておすすめです。詩論を読むことで読書の幅はかなり広がると僕は思ってるんですが、本書は文庫で持ち運びやすいし、薄いし、明解かつイマージュや構造といった文字からわかるようにフランス文学・哲学の流れも感じることができて、かなりお得感があります。覚え書なのと今の読書好きにハマる内容では。
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改元 サイン入り
¥1,980
サイン入りです! 石原書房、『奇奇怪怪』、『IMONを創る』ときて、つぎはいったいどんな本を?と思ってたら、これはある意味予想外、書籍化してない文芸誌に載った傑作をいくとは!畠山丑雄のデビュー作『地の底の記憶』には架空の土地、宇津茂平が出てきますがそれ自体が主人公、いや、その土地の記憶自体が、とでもいうようなスケールの大きさで、恐るべき子どもたち(森に向かう冒険、怖さ、など子どもの大人を見る視点が麻耶雄嵩『神様ゲーム』のような味わいもある気がします。)を書いたような作品でした。 今回は中編二本。一冊の本として新作が読めることを喜びましょう。 以下、版元より。 2015年、大学在学中に『地の底の記憶』で文藝賞を受賞しデビューした新鋭・畠山丑雄、待望の単行本第二弾。 マジック・リアリズム的手法と豊かな物語性、確固たる強度を持つ文体を具えた作家による抵抗と革命の二篇を書籍化。
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おいしそうな文学。
¥1,320
『おいしそうな文学。』 群像編集部(編 / 講談社 / B6変型判 / 128P 物語は別腹。 29名の豪華執筆陣が綴る、古今東西の文学作品に登場する一品と、忘れられない読書体験。 読書欲と食欲をそそられる三ツ星<食×文学>エッセイ・アンソロジー。 物語の美食家たちを虜にした全29品。 その味は、読んでみてのお楽しみ。まずは一口召し上がれ。 江國香織、枝元なほみ、粥川すず、木村衣有子、くどうれいん、斉藤倫、最果タヒ、向坂くじら、関口涼子、武塙麻衣子、田中知之、崔実、中条省平、土井善晴、奈倉有里、野村由芽、花田菜々子、原武史、原田ひ香、平松洋子、藤野可織、穂村弘、堀江敏幸、益田ミリ、町田康、三浦裕子、宮内悠介、宮崎純一、山崎佳代子 (執筆者一覧・50音順、敬称略)
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文の四文屋
¥1,000
じぇっきゃさんが編者の全国展開する居酒屋グループ「四文屋」を愛する人たちの非公式エッセイ・小説アンソロジー。 豪華執筆陣がアツい! パリッコ/武塙麻衣子/むま/西川タイジ/しらい弁当 武内庶民/ヤナイユキコ/はせおやさい/武田俊 木山映/神田匠/づま/冬蜂/春野ほこり/じぇっきゃ A5判・108ページ 編:じぇっきゃ
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SLOW WAVES issu04 日記の中の海
¥1,000
今枝孝之さんが責任編集の海の文芸誌。 特集は「日記の中の海」。リオ、台湾、岐阜、島根、三重…。東西さまざまな場所でつづられた「海」の日記を集めました、とのこと。著者にはアサノタカオさんや鳥野みるめさんもいるんですね。 僕がお店を始めて1の頃から取り扱いしているレーベルなので新作が着実に出ているのがうれしいです。
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改稿新板 日常的な延命 「死にたい」から考える
¥1,980
324ページ 小川和さんのデビュー作。ナナルイから。 2024年発行の初版の表現や記述に見直した改稿新版です。 カフカ・ベケット・坂口恭平から出てくる「死にたい」について思考する批評の本ならそりゃ仕入れます。しかも佐々木敦帯までついているのだから。 【出版社紹介・目次】 小川和は、ゲンロン批評再生塾出身。待望の単著。佐々木敦氏推薦。 序論 承認欲求社会の生きづらさ 第1部 安心欲求論 1章 「死にたい」の宛先 2章 「死にたい」に込められた2つの願望」 3章 安心欲求の摘出 4章 制作で流れる 5章 ひきこもり移民というダイブ 6章 個人作家アニメーションと抽象性の現在 補遺 自殺予防のセーフティネット 第2部 バーチャルアクチュアル主体論 7章 相対性のブラックホール 8章 筋トレと自己準拠的な身体 補遺 『呪術廻戦』 『PIECE ONE』 の断片的な考察 第3部 幽霊的死にたい論 9章 郵便的不安の重なり 10章 2010年代の躁鬱 補遺 Z世代にみる承認と安心の掛け算 第4部 フランツ・カフカ論 11章 だれが 『変身』 するのか 12章 『訴訟』 の謎多きプロセス 日常的な延命
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随風 01 サイン入り
¥1,980
*サイン本(4名ほどがランダム) *随筆に関する特製ペーパー付 随筆の文芸誌の創刊号です。 何か新しい流れがきたなという感じもするし、ここ数年ずっとこの風は吹いていたような気もします。機械書房のお客さんの中にはすでにこの雑誌のことを口にしている方も多く、いっしょに読んで話ができたらなと今から楽しみです。 以下、出版社より 文学フリマや独立系書店の店頭を席巻する随筆/エッセイムーブメントに呼応する文芸誌、ついに創刊! 本誌『随風』は書き手/読者の随筆にかける思いに寄り添って船出する小舟です。 随筆の風が吹く限り、どこまででもともに旅しましょう(年2回刊行予定)。 巻頭随筆 宮崎智之 船出にあたって 平林緑萌 随筆特集「友だち」 浅井音楽 海猫沢めろん オルタナ旧市街 かしま 岸波龍 早乙女ぐりこ ササキアイ 作田優 鈴木彩可 竹田信弥 友田とん 西一六八 野口理恵 批評 柿内正午 仲俣暁生 横田祐美子 座談会 城崎にて、香川にて 森見登美彦 円居挽 あをにまる 草香去来 編集していない編集者の編集後記 北尾修一
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死ななくてよくなった後の日日1&2
¥2,750
惣田大海水さんの日記本『死ななくてよくなった後の日日』の1と2をセット販売。 面白いと噂の日記本がついに機械書房に着弾。 制作協力が北尾修一……!? 読むしかない! 二〇二三年九月一日 〈伝票の計上数がやばい。いつもの月なら一五〇件くらいなのに、今月二五〇件も打っている。脳がしびれる。体もしびれる。夫も仕事がやばそう。〉 1→1430円 2→1320円 合計2750円
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一億人に戯曲を読んでもらう99の方法
¥1,650
劇作家、梢はすかさんの『一億人に戯曲を読んでもらう99の方法』が入荷しました!激推しの一冊です! これは戯曲本なのか?創作論本なのか?それとも大喜利本なのか? 様々な読みを誘発させる面白い本の誕生です!
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るるるるん vol.5
¥1,500
るるるるん→UNIさん、かとうひろみさん、3月クララさんによる文芸ユニット。 かとうひろみさんが『群像』の最終候補に。この機会に読みたい方もいそうなので、収録作の内容を少し紹介。 かとうさんの「陰膳とスパゲッティ」はなかなか怖い小説で陰膳の食事による人の不在が際立つ。主人公の二つの世界、日本とアメリカ、生と死があっちとこっちで揺れ動く。助六寿司やナポリタン、豚汁といった食事もこの小説に不可欠なチョイス。和の世界のフランス心理小説のような読み味とでもいうか。
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/ 50 / 50 / 50 / 50 /
¥2,200
山本夜更さんの第一詩集『/ 50 / 50 / 50 / 50 /』が入荷しました。50篇の詩。二行〜四行ほどの短詩がいくつかあるんですが、光り輝いてます。
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ハローアゲイン サイン入り
¥1,540
サイン入り文庫サイズ。 速ぐり出版後、つまりは早乙女ぐりこさんが商業デビューしてからの自主制作本です。これは読むしかない!
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三酒三様2
¥1,100
76ページ。 三酒三様の続篇です!
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三酒三様
¥1,100
B6判、62ページ。 浅沼シオリさん、早乙女ぐりこさん、武塙麻衣子さんの酒を愛する3名による珠玉の酒アンソロジー。ぐりこさんと武塙さんの紹介はしているのでここでは浅沼シオリさんの文章のこと。文章だけでなくイラストもとても良いです。僕はgururiに行ったことないんだけど行きたくなったし、谷中メンチを食べたくなったし、ビールを飲みたくなりました。絶対にそのうち行く食べる飲む!読んだらそう思わずにいられません。
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憧れの世界 ――翻案小説を書く サイン入り
¥2,530
純文学のオールタイムベストに入れたい作品が一冊あります。青木 淳悟の『四十日と四十夜のメルヘン』です。僕はこの本を大学生の時に単行本で発売してすぐに買って読み、あまりの面白さに驚き、日本文学の講義に授業内容のアンケート用紙に現代文学ベスト3の第一位に『四十日……』と書いたら講義中にすばらしいセンスの生徒がいると発表されたことがあります。そんなセンスの良い書店主の私が言いますが青木淳悟の小説は最高です。最新作が代わりに読む人から出ました。
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めろんと『檸檬』を読む サイン入り
¥750
海猫沢めろん先生のサイン入り。 双子のライオン堂の読書会を本にまとめたもの。 読書会に参加した気分でお楽しみを。
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高円寺グルメガイド サイン入り
¥750
海猫沢めろん先生の高円寺グルメガイド短篇小説。キレキレの文章が中毒性あり。
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花火と残響 サイン入り
¥1,870
「文学フリマ」で自費出版誌が話題となった作家・ササキアイ、待望のデビューエッセイ集。というのは噂でまえから耳にしていてそのうち周りでも面白いという声をきき、ずっと気になっていた作家だったんですが、『随風』でご一緒することに。一編目からこれぞという一文が出てきて見事にひきこまれました。
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踊る幽霊
¥1,650
168ページ 又吉直樹『東京百景』以来だな、こんな面白い現代東京随筆集は(東京以外も少し出てくるけど)。会社員をやりながら原稿を書く生活がしたいひとは共感すること多いはず。代わりに読む人、友田とんの衣鉢を継ぐような世の中のおかしみを見つけるのに長けた視線と筆致のエッセイ、オルタナ旧市街、商業デビュー作。