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白死館殺人事件
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話題のといっていいでしょう。
変格ミステリ作家クラブ会員の私の機械書房にもついに令和の奇書が降臨。
軽井沢の山間に建つ英林医科大学の研究所は、白い蝶が翅を広げたような姿から別名『白翅館』と呼ばれていた。だがかつて同大学の附属病院療養所であった時、謎の致死性感染症を発生させて、『白死館』の忌まわしい異名も囁かれた過去を持つ。
時が経ち、改装されて蘇った同じ施設内で、今度は立て続けに怪死事件が発生する。凶器が忽然と消えた密室、飛び降りていない飛び降り死体。不可解極まる状況に混乱を隠せない捜査陣の元に、先の大事件を解決に導いたとされる、関係者呼ぶところの「超(アウトレンジ)探偵」天道任が招聘される。
捜査員たちの不審の中、天道は遺体が携えていたラテン語のメモに着目する。
「Baal,accipere sacrificium!」
(バアルよ、生贄を受け取れ!)
蘇ったソロモン王の如き犯人が画策する悪魔の意匠に彩られた犯罪に、サブカルチャー的衒学を持って立ち向かう素人探偵天道、彼の心を奪う謎の美女、そして彼同様ミステリに通じた敏腕刑事との推理対決。読む者の肺腑を抉り、世界を反転させるその結末とは。
日本三大奇書の一つ、小栗虫太郎『黒死館殺人事件』への鮮烈なるオマージュ。作者がその脳力の限界に挑んだアンチ・ミステリー、執筆から二年のすいこうを経て遂に完成!
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